バートはすぐに帰る気が無さそうだ。

マシューはやはり嫌々ながらも、しばらく日本に滞在するには不足

しているバートの生活用品を買い足す為、彼と繁華街に出掛ける。

家族としての画一性、個人としての多様性。
亡き家族、ベラーノ・メリカン・日国と言う女性。
久しぶりに過ごす家族との時間。

別々に暮らすようになったからこそ、意識から離れてしまっていた

事柄を、マシューは少しずつ取り戻してゆく。